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ムギと王さま

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少し大きい文字
「ファージョンの作品集」の第3巻『ムギの王さま』のもとの題は

「ほんの小べや」
"TheLittle Bookroom"
これは、70歳を過ぎた作者エリナー・ファージョンが
それまでに書いた子供のお話のうちから、
27編を自選して編んだ記念すべき本です。

と、訳者石井桃子さんの言葉です。


この本の中には編纂されているお話は多様で
子どもの現実的な生活をもといにしたもの
風刺を交えたこっけいなもの
昔話的なもの
などなど
多角的な、多視点から驚くほどの世界を書き表しています。

カーネギー賞
アンデルセン賞
レジナメダル(子供の本に尽くしてきた労いのメダル)
など多くの賞があたえられました。

石井桃子さんが
最初に『ムギの王さま』を岩波文庫の一冊として11編を訳したのが
1959年です。
次に「岩波少年少女全集」として9編を加え
「ファージョン作品集」の一冊となって
初めて27編全部を収められました。

不思議な美しさを持つ
『パニュキス』を最後に入れることができて、
責任を果たしたと訳者石井桃子さんは述べています。

一人の人間を愛し
その人の作品を愛し
その作品を評価しながら、
自分の作品を厳しく見つめながら
大人として成長したと
ファージョンの作品を愛する訳者は分析されました。

イギリスの若い芸術家たちが、
田園で慎ましく暮らしながら
自然の中を歩き回り
豊かな心の交流に身を置いた様子が
垣間見られる世界です。

このブログの小タイトルは、
この広場に遊びたい思いから
お借りしてつけました。

児童文学の扉を開ける楽しみを
あたえてくれたファージョンです。

さよなら ペンギン

ダウンロード

え:湯村輝彦
文:糸井重里
東京糸井重里事務所

大人になっていくと
そんなことは、ありえない!
ということから、抜けられないことがあります

こどものときは、
どんどん空想のお話しが、自然にどんどん膨らんでいきました。
膨らんで膨らんで、
しまいには、ぱあ〜んとはじけても
また、どんどん、なんのその。
そのひろがりに遊ぶ名人。

デタラメが、とびきり面白くて
あははと笑いながら、大きくなっていきました。

でも、いつか
やはり大人になっていくと
その大きくなっていった想像の風船が
ぱあ〜んとしぼんで小さくなってしまいます。

屋台で風船売りが懐かしいのは
失なってしまった子どものころに
もどりたいなあとおもうのかもしれません。

ナンセンスがおなかをよじって笑えなくなったら
少し、深呼吸をすることにしています。

海水パンツをはいたペンギンと
一緒に遊べなくなったら
野原を思いっきり走ってみようかしら。


せんはうたう

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詩:谷川俊太郎
絵:望月通陽
ゆめある舎

一本のせんは、不思議です。
こちらとあちらを二つに分けたり
こちらとあちらを繋げてみたり

一本のせんは、道のよう。
まっすぐ、どんどん
ぐるりと回ったり
ぐにゃぐにゃになったり
真直ぐにピーンとなったり

弱くなったり、強くなったり
細くなたり、太くなったり

うたっているように
柔らかく、しなやかに
線がうれしそに、伸びやかな広がりのさきに
続いていくなら、いいな。

待つ

詩: 「待つ」
作者: 西尾勝彦
出版社:BOOKLORE



自分を
待つことが
できるようになった
以前なら
未熟な自分に
焦りがあった
できないことは悔しく
隠したいことだった
でも
ようやく
今日できないことは明日
今年できないことは来年
それも無理なら十年後の
自分を待とうと
思えるようになった
じっくり
時間をかけないと
できないこともある
そんなことが
分かってきたのだ
だから
自分を
待っている
はるばる
やってくる自分を
待っているんだ


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桜、さくら、サクラ。春は、さくらとともに。

春の到来を告げる、桜開花宣言、開花予報は
国中の人々の楽しい関心ごとです。

南の方から北上して、開花の様子がニュースなどで取り上げられると
春が来たことを予感します。

卒業式、入学式、転勤、年度納めなど
暮らしのなかで、いろいろな別れと出会いなど、環境が大きく変化するときです。
桜はそんな人々の様子に寄り添うように
花を咲かせ、あっという間に散って
一瞬に咲きそして散る潔さに、通り過ぎる人生を思うこととリンクして
私たちの心に思いを残します。

日本人の心に深く根を張っている美しくもものの哀れを思わせる木です。

今では種類がたくさんあると言われていますが
やはり桜といえばソメイヨシノが、校庭や土手や庭に多く植えられています。
ソメイヨシノは、華やかに花をつけた後に、あっという間に散り葉桜になる様が
潔しと江戸時代から愛でられたと聞きます。
また、生育が早くのもあって、戦後には、国中の公園や堤防に植林されていきました。
それが、開花宣言に利用される所以でしょう。

山には山桜。
鳥たちがその花の蜜を吸って、山々に広めていったと言われています。
西行法師の和歌にある吉野の山桜にも、日本の美しい春が詠われています。

桜に寄せる思いは、昔から繋がる日本の心の一つです。




Appendix

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